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抜け毛のタイプは?

男性型脱毛症は、成人男性の10人に1人以上がなると言われています。

 

では、頭のどの部分に、どのようなスタイルで薄毛や抜け毛が現れるのでしょうか。

日本人に多いのは「M型」

額の生え際が薄くなって下がり、額の中央に「M」字を描くようになります。

 

これは日本人に多い男性型脱毛症の代表的な症状で、原因物質である男性ホルモン「ジヒドロテストステロン(DHT)」が前頭部に最も強く現れるためと言われています。

 

頭皮に直接塗布するものや、血行を促進する育毛・発毛剤などの薄毛対策はあまり効果がなく、加齢とともに頭部を含む全身の体毛が薄くなる老人性脱毛症を伴う場合もあります。

白人や女性に多いのは「O型」

このタイプは、頭頂部の髪が渦を巻いている部分を中心に、丸いO字型に薄毛が進行していきます。

 

原因は特定されていませんが、体内の何らかの変化により血行不良が起こります。

 

毛母細胞の働きが悪くなり、薄毛が進行すると考えられています。

 

O型には、女性の男性型脱毛症、妊娠・出産・更年期における女性ホルモンの変化による脱毛、加齢による脱毛などもあります。

新しい症例の研究も進む

脱毛症の原因物質であるジヒドロテストステロン(DHT)は、前頭部や頭頂部に強く作用しますが、後頭部下部を含む側頭部全体は、上から見るとちょうどU字型になっており、ジヒドロテストステロンの影響を受けにくい毛包が集中していることを示しています。

 

このため、この部分の毛は前頭部や頭頂部のように「薄くなる」ことはなく、M字型脱毛症、O字型脱毛症に分類されても、生涯を通じてほぼ永久的に成長し、残ります。

 

また、M字型、O字型以外にも、前頭部の毛はある程度残るものの、前頭部から頭頂部にかけて「薄く」なる円形脱毛症なども研究されています。

 

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